Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

インデックス 警部補 姫川玲子(誉田哲也)-やっぱスゲーよ、井岡ってヤツは…

[ 2014/11/14 22:24 ] TB(0) | CM(0)
■2年ぶりですよ、姫川玲子!
いろいろな意味で泣きまくりハンカチを嚙み締めまくったブルーマーダーから2年、ようやく姫川玲子シリーズの最新作が発売されました。まあ待ったとは言いつつ、JTのサイトで掲載された作品もあるので、キリキリ、ギリギリと待ちわびた感はあまりないけどやっぱり長かった…。

そんな訳で今回は小説宝石等で掲載された短編8作品が1冊なっている『インデックス』ですが、「姫川班どうなったの!?」が最大の関心事…かと思いきや、やっぱり井岡。井岡が美味しいところすべて持って行きやがったぜ、チックショー!!(笑) 今回の記事も『インデックス』の感想ではなく「ミラクル井岡」の感想になっている気がする…。
えっ?菊田はどうしたのかって??クフフ…グフフフ…

楽天ブックス: 著者インタビュー -誉田哲也さん「インデックス」
 (この記事では「ストロベリーナイトシリーズ」と書いてあるんだよなぁ…「姫川玲子シリーズ」とどっちなの!?)

インデックス
誉田 哲也
433492977X

出版社: 光文社
発行日:2014/11/20

-あらすじ-
池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件……。捜査に向かう玲子の奔走ぶりは相変らずだ。終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか。菊田は、葉山は──。全読者待望、2年ぶりのシリーズ最新刊!



■『インデックス』掲載作品
アンダーカヴァー
女の敵
彼女のいたカフェ
インデックス
お裾分け
落としの玲子
夢の中
闇の色

誉田哲也氏ロングインタビュー | 誉田哲也「姫川玲子」シリーズ 特設ページ | 光文社文庫 | 光文社

■ストロベリーナイト関連記事
ストロベリーナイト レビューに納得。だけど好きだわー
誉田哲也 All Works-ストロベリーナイト関連が半分くらいかな
ブルーマーダーは映画「ストロベリーナイト」を観る前に
映画「ストロベリーナイト」 …終わる気なんてないくせにっ!
硝子の太陽R -ルージュ 警部補 姫川玲子(誉田哲也)-お帰り、菊田!

▼▼▼ …以下「インデックス 警部補 姫川玲子(誉田哲也)」の感想&超ネタバレ含みます!
 
■感想
『感染遊戯』はひとつひとつの作品は独立しているけど、最後には線で繋がるといった作品になってましたが、『インデックス』の短編8作品は時系列順にはなっていますがそれぞれ独立したお話になってます。

【アンダーカヴァー】
『インビジブルレイン』後、姫川が池袋署強行班捜査係に異動になってすぐの話。これはスペシャルドラマ『アフター・ザ・インビジブルレイン』でドラマ化された作品ですね。姫川がド派手な格好の女ブローカーに変装し、怪しすぎる関西弁を使って強引に捜査をしてしまうという…(笑)。ドラマ版を思い出しながら読んでしまい、思わずニヤけてしまいました。

【女の敵】
これは誉田哲也 All Worksに掲載された作品。『ストロベリーナイト』事件で殉職した大塚のお墓参りに行った姫川らが彼を思い出して…といったお話。感想はすでに書いたのでここでは触れませんが、姫川が「大塚さん→大塚くん→大塚」と次第に呼び方が変わっていくのが萌えます。

【彼女のいたカフェ】
これは他の作品とは一風変わっていて、「彼女=姫川」、つまり姫川が通っているカフェで働いている女性視点のお話。女性から見ても姫川って素敵で格好いいんだろうなぁと思います。

と、ここまでの上記3作品が『インビジブルレイン』後のお話で、次からが『ブルーマーダー』を挟んだ後のお話になります。

【インデックス】
『ブルーマーダー』の後日談というか後始末に姫川が奔走するお話。「ブルーマーダー事件」は一応の決着が付いたけど、主犯の木野が殺しまくった裏家業の人々はどうすんのさ…といった疑問部分を地道に裏取りしている様子が描かれています。アレってDNA検査までしないと身元分からないよね…。思い出しただけでも背筋が凍る惨殺っぷりでしたもんね。

そうそう、ここで姫川が捜査一課に異動が内々に決まります!おめでとう!!
…とは勝手が行かないようでして。どうやら強行班捜査係と捜査一課の併任という地獄が待っているようです。姫川大丈夫かなぁ~(笑

そ・し・て。
待ってました!華麗に井岡登場!!なんと三鷹署の彼も捜査一課との併任でなぜか姫川と同じ十一係に(笑)。姫川が「……認めない。あたしは、絶対に認めないわよ(177ページ)」と現実逃避している一方、井岡は「愛の奇跡」と豪語しておりました…何なのその自信はどこから湧いてくるのさ?
そして井岡ミラクル炸裂で事件がまたもや解決するんだから不思議。ほんとーに不思議です。

ここではガンテツやイマハルがチラッと登場しております。

【お裾分け】
併任ながらも捜査一課に復帰することになった姫川の様子が描かれているお話。何とか形だけの「姫川班」が復活しましたが、旧メンバーは姫川以外は誰一人として復帰していません。新しいメンバーで一からスタートといったところでしょうか。
そして何故か、なぜだか併任が解けたはずの井岡がまたもや姫川班のお手伝いさんとして登場してきて爆笑。もうふたりの掛け合いはテッパンなんですけど、捜査状況を他メンバーが刻々と説明している最中にふたりでイチャつかないで!もう笑えて仕方ないですわ(笑
今回も井岡がふらっと出掛けた先で掴んだネタが事件解決の糸口になっていたりして、やはり侮れないミラクル井岡でした。

【落としの玲子】
雑誌『ダ・ヴィンチ』とJTたばこWebサイト『ちょっと一服ひろば』で全5話公開された作品です。(現在は公開終了しているみたいです)

イマハルと飲みに行った姫川が説教されているようで逆にイマハルを追い詰めるという面白い内容です。姫川が取り調べが下手くそだということは、過去の作品でも度々登場しますけど、イマハルからも「お前本当に取り調べがヘタな」とお叱りを受ける姫川が可愛いです。そして今後の十一係の人事についても姫川が悶々としています。菊田・葉山・湯田のうち誰か一人でも自分のところに引っ張ってきたい!(保さんは移動したばかりで無理らしい)……と思っている元に現れたのは、そう井岡!井岡も補充メンバーのひとりに入っている模様です(笑

【夢の中】
【闇の色】
この2作品は前後編といったところでしょうかね。昨今新聞ニュースを賑わせている児童虐待・行方不明事件を彷彿とさせる内容で、読んでいるのがとても辛い作品でした。ちょっと今読み返しても涙が止まらないです…。
『ストロベリーナイト』を始めとして姫川玲子シリーズって残虐性が大きく取り沙汰されることが多いけど、事件の奥に隠されている闇を引っ張り出して事実を知る方がキツいよなぁと改めて認識しました。

悲しい事件が解決した最後の最後で姫川班に復活する人物が登場します。
私の予想では、菊田と見せかけて優秀なノリ(葉山)かな~と思っていたのですが、、、

なんと菊田でした!ギャーーー嬉しすぎる!!何というサプライズ!!!やっぱり、ちょっとどころではなく菊田は断然カワイイわぁ~(ポワワワワ
冷静に考えてみれば、ノリはガンテツが狙っていた(いやだから変な意味ではなく)ので、今後はおそらくそちらに引っ張られてしまうのかなぁと予想しております(既にガンテツ班だったりして!?)。

姫川は「ブルーマーダー事件」で菊田を吹っ切ったっぽいので、菊田に対して好きな素振りは見せていませんけど、菊田は相変わらずの忠犬具合が復活していました。かわいい。

そして菊田……おまえさん……ひょっとして、り、リコ、離、離婚なんてことは……してはいないだろうか?いや菊田は結婚したばっかりだしな、あれ?おかしいな??おかしいのか???
私はキミの三点リーダーの連発にソレを敏感に感じ取ったのですがいかがですかな?
あわわわ。もう早くも続きが気になった仕方がないので、これからは雑誌「小説宝石」を毎号チェックして購入したいと思います。我慢はよくないよね!

次回作が長編だった場合はどうしよう……もう勝手に妄想して乗り切るから別にいいです(笑
それよりも何よりも早く『ブルーマーダー』を映画化・ドラマ化しやがれしてください。伏して願い奉りますよ!

■最後にどうでもいいことを…
今回の「インデックス」は短編が8作品入っているので目次ページが存在するのですが、その目次ページに書かれている作品順と掲載順が異なってるんですよ。(まぁページ数も一緒に書かれているので困らないっちゃ困らないんですけど)
掲載順は作品が発表された順番だし、これには何か意味あるのでは???と読み終わってからしばらく考えていたんですが、何てことはない、単にタイトル通りに『インデックス』になっていたという落ち(英語タイトルのアルファベット順)でした…(笑)

□掲載順
アンダーカヴァー (Undercover) 2011/12
女の敵 (Female Enemy) 2012/03
彼女のいたカフェ (The Cafe in Which She Was) 2012/11
インデックス (Index) 2012/12
お裾分け (Share) 2013/12
落としの玲子 (Reiko the Prayer) 2014/06
夢の中 (In the Dream) 2014/09
闇の色 (Color of the Dark) 2014/09

□Contents (目次)
闇の色 (Color of the Dark)
女の敵 (Female Enemy)
インデックス (Index)
夢の中 (In the Dream)
落としの玲子 (Reiko the Prayer)
お裾分け (Share)
彼女のいたカフェ (The Cafe in Which She Was)
アンダーカヴァー (Undercover)

小説宝石 2014年 12月号 [雑誌]
B00OKUINZ0

誉田哲也「インデックス」刊行記念インタビュー掲載
次回作の姫川玲子シリーズの長編タイトルと構想も決定しているそうです。なっ、なんだってー!?な情報もアリ。
 
[タグ : ストロベリーナイト 姫川玲子シリーズ ]
■カテゴリ : 小説一般
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール
プロフィール画像
Author:4da
漢気溢るる管理人。
ガチっとムチっとがモットーです。

【コメントへの返信について】
拍手コメントは記事のコメントにて、メルフォについてはその月の[気になる]記事のコメントにて返信しています。

にほんブログ村 BLブログ BL小説読書感想へ にほんブログ村 BLブログ BL漫画感想へ

サイト内検索