Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

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砂の国の鳥籠(成瀬かの)-アラブもの小説(185)

[ 2012/04/27 14:08 ] TB(0) | CM(0)
灼熱のアラブ100 ~アラブ・フェア開催中~

BLアラブもの小説(砂漠もの)185冊目。

最初から主人公が記憶喪失というアラブものです。
そしてお相手のアラブさまが隻眼・・・その黒い眼帯は卑怯すぎます!(笑

砂の国の鳥籠
成瀬 かの
4778111877

■砂の国の鳥籠
著者:成瀬かの
イラスト:三枝シマ
出版社:心交社(ショコラ文庫)
装丁:文庫
発行日:2011.10.20
ジャンル:現代 ザハラム王国
攻:王子 ?歳
受:??? ?歳
収録:「砂の国の鳥籠」「籠から逃げた鳥」

-あらすじ-
日本人の青年ハルが目覚めると、そこは砂漠の王国ザハラムだった。記憶を失い衰弱した躯で、「友達」だと言う隻眼の男―イドリースの屋敷に設えられた、巨大な鳥籠の中で眠っていたのだ。異様な状況でも、イドリースが姫君にかしずくように世話をしてくれるから、怖くはなかった。だが回復するにつれ、なぜ彼がただの「友達」を鳥籠に閉じ込めるのか、なぜ昏い情熱をたたえた目をハルに向けてくるのか、幾つもの疑問が生まれ―。


▼▼▼ …「砂の国の鳥籠」の感想を読む
 
■アラブさまチェック!
 ザハラム王国の第4王子。左目を怪我で失っているので常に眼帯をしています。
 一番優れた息子が王位を継ぐことになっていて、2年前までは最有力候補でした。
 国では同性愛は禁忌で、死刑になってしまうこともあるとか。

■感想
主人公のハルが最初から記憶喪失なので途中までファンタジー作品かと思いましたが、現代ものでアラブさま×日本人でした。上記の設定表の受欄を「???」としたのは、物語の後半までハルの職業・年齢はおろか、日本人なのかすら不明だからです。(あらすじには日本人って書かれちゃってますけど…)
ここですぐにバラしてみますが、「医療ボランティアとしてザハラム王国で働いていたお医者さん」というのが正解となります。年齢は最後まで判りませんでしたが、20代後半かなーと。

ある日、大きな鳥籠の中で目覚めたハル。しかし、自分の名前は疎か全ての記憶を失っていました。そんなハルを甲斐甲斐しく世話するイドリースに懐くのですが、次第に鳥籠に閉じ込められていることに疑問を持ち、外へ出ようとしますが…。

ハルと同じく、読み手側もおかれている状況がなかなか把握できないので、すごくヤキモキさせられました。ハルに良くしてくれるイドリースですが、ふたりの関係は以前恋人同士だったのか、それとも敵対していたのかなど一切不明。そんな中ハルの脱走騒動が勃発してしまい、ハルを連れ戻したイドリースは「好きだった」と告白して無理矢理抱いてしまいます。

この後、少しずつイドリースが王子様だということが発覚したり、ハルの記憶がよみがえって来るのですが、どうやらふたりの関係は……別に何もなかったらしいのです(笑)。イドリースが一方的にハルに好意を寄せていて、怪我を負ったハルのことも王子業(?)そっちのけで2年間ずっと看病していたみたい。イドリースはとても優秀な王子様ということなのですが、アラブさまらしからぬ健気で一途な純粋さに胸キュンでございました。

イドリースの怪我の原因が自分をかばった事だと思い出したハルに、「以前から好意を持っていた。自分の気持ちを受け入れて欲しい」と告白するイドリース。しかしハルは自分も好きだということに気づきながらも「釣り合わないし、イドリースが罰せられたら困る」ということで断ってしまいます。
スパっと断られたイドリース。逆上してまたもや…と思いきや、なんとあっさり諦めてハルの家族を国へと呼び寄せ、日本へ帰国させようとしてしまうんです!思い切りが良すぎなんじゃありませんか、王子様!?告白後は一切ハルに会わないという徹底ぶりも完璧。

まあこれは兄王子にハルの存在がバレてしまったことと、国の戒律が厳しいということでハルが罰せられないようにという思いやりから来ている行動なのですが、ふたりの想いがすれ違ってしまって泣かせます。ここでさらにイドリースからハルへと送られた別れの手紙がまた泣かせるんですよ。ここでようやくふたりの出逢いが明らかになってモヤモヤも解決する訳でして、2倍泣かせてくれるんです(笑
ラストは名脇役のわんこの活躍もあり、ようやく会う事がかなったのですが、その後どうなったのかといいますと…。

『籠から逃げた鳥』は後日談。ザハラムを離れ、日本に帰国するハルですが…。
日本って素晴らしいね!というラストでございました。

■コメント
眼帯ステキ!と思いましたが、砂漠の夜に見える月(いとう由貴)-アラブもの小説(112)のザフィールも左目に眼帯をしていました。
そう言えば、某忍者も左目を隠してましたねぇ。

■今までのアラブ・フェア本はこちら。→BLアラブもの小説全部読むよ! ~アラブ・フェア開催中~
 
[タグ : アラブ 記憶喪失 ]
■カテゴリ : アラブ・フェア
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