Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

陥落(あさひ木葉)-アラブもの小説(175)

[ 2012/04/05 00:01 ] TB(0) | CM(0)
灼熱のアラブ100 ~アラブ・フェア開催中~

BLアラブもの小説(砂漠もの)175冊目。

表紙を見る限り明らかにアラブもの作品なのですが、タイトルはアラブものの中で一番短く、しかも渋い。(だからしばらくアラブものだって気付かなかったのですが)

傲岸不遜なザ・アラブさま vs. 気丈なオリエンタルビューティー。
さて。”陥落”したのは、いったいどちらでしょうか?

陥落
あさひ 木葉
4877245944

■陥落
著者:あさひ木葉
イラスト:亜樹良のりかず
出版社:海王社(ガッシュ文庫)
装丁:文庫
発行日:2011.6.10
ジャンル:現代 ドバイ→中東の某国
攻:王子 30半ば
受:競走馬のオーナーブリーダーの息子 ?歳(次男)
収録:「陥落」

-あらすじ-
「おまえを狩りに来た」サラブレッド牧場・椿野ファームの子息である紀一は、二度と会いたくなかった男とドバイで再会する。相手は世界有数の馬主であるアラブの王子・リドワーン。彼との出会いはパリ―凱旋門賞のパーティだった。当時、日本の競馬界を荒らすアラブ勢力が許せず直談判した紀一に、リドワーンは取引として体を望んだのだ。その関係は一度で終わるはずだった。だが、再会したリドワーンは紀一を自国へと攫い、その日から紀一は後宮の一室で快楽の闇へと堕とされ―。


▼▼▼ …「陥落」の感想を読む
 
■アラブさまチェック!
 アラブ某国の王子。アラブとヨーロッパの血が混じっていて美貌の持ち主(母親がイギリス人)。石油採掘会社の大株主でもあります。
 黒い髪に灰色がかった緑色の瞳の持ち主でございます。王位継承権は他の兄弟よりも低いそうです。

■感想

傲岸不遜(ごうがんふそん)
 自分を偉い人間と考えて、相手を見下した態度をとるさま。 -大辞林より-


アラブさまだもん、当たり前でしょ!?という言葉ですが、今回のアラブさま・リドワーンのためにある言葉といっても過言ではないでしょう。戒律でさえも俺の前にはひざまづく!という感じのスーパーアラブさまなのです!(笑

趣味で競走馬に関わる会社を始めたリドワーンは世界有数の馬主でもあり、金に物を言わせて日本でも強引に買収行為を行うアラブの王族です。そんなやり方に疑問を持った紀一は、とあるパーティーで偶然にも見かけたリドワーンにひと言意見しようと近づきますが、『抱いてやろう』と話が通じず(笑)。慌てて抵抗する紀一に『俺に抱かれれば話を聞いてやる』との交換条件を突きつけたリドワーン。日本の競馬界の未来のため、我が身を差し出した紀一でありました。

話の通じなさというか、絶対的な威圧感といったらピカイチのリドワーンさま。「お話があるのですが」=「俺に抱かれたいんだろう」という思考の発想が素敵すぎます!(笑) しかも紀一を抱きたいと自分で言い出している割にはガツガツしてないんです。大人の余裕かと思いきや、「俺に抱かれて感じないはずはない」という絶対的な自信がそこかしこから滲み出ているんですねぇ。
そんなリドワーンに抱かれても屈しないのが日本代表・紀一です。身体は差し出しても心は屈せずということで、一度寝たのは取引のためだときっぱりリドワーンに言い切りますが、2度目の遭遇でリドワーンにまんまと填められて、自国へお持ち帰りされてしまうのでした。

自分のハーレムに紀一を入れようとするリドワーンですが、従者に男性は無理ですよと諫められるんです。その際の対応がまたもう俺様すぎて痺れます。

(紀一を後ろから貫きながら)
「これは女だ、ハッサ(従者)」
「よく見てみろ。こんなにも美味そうに俺を咥え込み、寵の証を滴らせている」 (97ページ)



何たる豪儀っぷりなんでしょう!いくら従者相手とはいえ、ご開帳しちゃうなんてっ!(笑)
しかも最後の念押しで「これは、女だな?」と寄り切られてしまった従者は「寵姫にふさわしい女でございます」と言い切りました。性別さえもリドワーンにすれば大した障害ではないようです。
ここからは紀一とリドワーンのガチンコ勝負。どちらが先に折れるのかをキリキリしながら見守ることになります。体毛を剃られて宝石で身体を飾られ、スケスケの衣装を着させられる紀一。下半身には男性用の貞操帯(宝石でステキにあしらわれております)、後孔には馬サイズの玩具を挿入されています。非道な仕打ちをするリドワーンに対して、紀一はハンストを決行。まぁこのくらいしか紀一は反抗できる事がないんですけどね。

何日も食事を取らない紀一に、徐々に焦りの色を見せるリドワーンの様子が見物!ほんとーに少しずつなんですが、態度が軟化してくるんです。ここが胸キュンポイントでした。ちょっと可愛らしい一面が見えちゃうんですねーでも高慢なのは変わりません(笑)。
挿絵を描かれた亜樹良のりかずさんのあとがきイラストの「なるほど!」具合が絶品でした。

そして王族のいざこざに巻き込まれた後、リドワーンが初めて自分の心内を紀一に告白するシーンは本当にステキ。”あの”リドワーンがまさかここまで……という衝撃が走ります。超カッコイイので必見です!

リドワーンと紀一の世紀の対決は、両者互いに陥落してドローという結果になりました。
ラストにはリドワーンの傲岸不遜具合も多少まろやかになってます。エロさ加減には拍車が掛かっていましたけれども…(笑

■コメント
ちなみに今まで一番短かったタイトルは水月真兎さんの作品で、跪け!-アラブもの小説(121)従え!-アラブもの小説(122)で3文字でした。

■今までのアラブ・フェア本はこちら。→BLアラブもの小説全部読むよ! ~アラブ・フェア開催中~
 
[タグ : アラブ 亜樹良のりかず 鳥獣 ハーレム ハンスト 貞操帯 ]
■カテゴリ : アラブ・フェア
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