Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

黄昏のハイスクール-なにやら●サスの匂いがする…のは気のせい?

[ 2012/03/18 00:00 ] TB(0) | CM(2)
シカゴ郊外に住むゲイの英語教師が主人公のサスペンス作品。大リーガーの恋人をお供にして同僚が殺された事件の謎を追っていくうちに、自らも事件に巻き込まれていくといったストーリーです。
主人公が事件の真相に迫るにつれて、次第に明らかになっていく社会の暗部が汚さ満載でかなり腹立たしいのですが、それがまた面白いポイントでした。

しかし作品の感想とは別にモヤモヤ感がムクムクと。これってどこかで読んだような観たような…。
そうだよ、このデジャヴュ感はアレだ!
主人公の事件への飽くなき探究心+恋人の活躍具合といったら、

 ●曜サスペンス劇場

じゃなくって!?
いや別に『▲曜ミステリー劇場』、『■曜ワイド劇場』でも構わないんですが、「そもそもどうしてアナタが首を突っ込んでいるの?」というイントロダクションの部分が、ドラマとまったく一緒で最大のミステリーなんです。何もそこまで頑張らなくてもいいのに…(笑

話は脇道にそれますが、私がもっとも驚愕したサスペンスドラマのタイトルは、
 小京都ミステリー『エジプト・パピルス殺人事件』
です。もはや真面目に突っ込みを入れるほうが負けだよねというタイトル。内容の方は本当にエジプトが舞台だったのでかなり面白かったんですけどね。

黄昏のハイスクール
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発行日:1995.2.17
出版:東京創元社(創元推理文庫)
著者:マーク・リチャード・ズブロ
翻訳:柿沼瑛子

―あらすじ―
その朝教室に入っていったわたしは、数学教師エヴァンズの他殺死体を発見した。格別つきあいのなかった彼がなぜこの早朝わたしの教室で殺されていたのか?まもなく、かつての教え子だったエヴァンズの息子が、時を同じくして姿を消していたことを知らされ、わたしは事件の深みに踏み入ることに…。シカゴ郊外のハイスクールを舞台に、ゲイの英語教師が見た現代の悲劇とは?


▼▼▼ …「黄昏のハイスクール」の感想を読む
 
■感想
主人公のトム(38歳)は、現役大リーガーのスコットと8年前から恋人同士。スコットが有名人と言うこともあり、ふたりの関係を大っぴらにはしていませんが、仲良くお付き合いを続けているようです。このスコットがイイ男過ぎて、惚れない訳ないやろ~とう感じ。

先にも書きましたが、スコットは現役大リーガー。ワールドシリーズで2回ノーヒット・ゲームを達成しているスーパースターです。身長は6フィート4インチ(193.04センチ)・金髪で筋肉質の身体。PC関連にメッチャ強くて、おまけにとにかく優しい。
なんたるパーフェクト・ガイなのっ!
危ない橋をズンズン渡ってしまうトムを、スコットがヒヤヒヤしながら上手にコントロールして事件の謎に迫っていきます。関係者がなかなか口を開いてくれない中、スコットが登場すると誰もがパア~っとファン根性丸出しになってしまうのがアメリカだなという感じで面白かったです。

ふたりの関係は世間には公表していないので、家の外では友達というスタンスなのですが、家の中では超ラブラブ。スコットがトムにマッサージをしながら事件のことをあれやこれやと論議するシーンが何とも言えない雰囲気で素敵でした。(これ以上の触れ合いシーンは当然ですがありませんよ!)この親密度がなかったら、読了感がもっと重い物になっていたかも。ラストの愛の告白はカッコ良かったわ~

事件の真相は、トムが幾度となく襲われたりするスリリングな展開になりまして、海外ドラマ『CSI:マイアミ』のホレイショがサングラスを掛けたり外したりしながら「キサマを必ず地獄に送ってやる」なんてキメ台詞を吐きそうなアメリカらしい内容でした。(子供+スナッフフィルムときたら、もうホレイショに殺されるよね)

このふたりの話はシリーズ化(Tom&Scott Mysterie)されているようですが、翻訳されているのはこの作品のみなのが残念です。サスペンスドラマのようにロングランが可能な作品だと思うんだけどなぁ~面白かったし。

私的にはサスペンスの女王主演の『●い霊柩車』が、このふたりの関係にピッタリかなと思いました。葬儀屋の女社長と医者のカップルという異色の組み合わせだし、付き合ってるのにいつまでも結婚しないで毎回殺人事件に首を突っ込むとかあり得ない感じがソックリです。彼氏が医者なので、何かあったときは尊敬スキルでスルーできるという部分もポイントのひとつ!(笑
この作品に限らず、土曜の午後に再放送やってると何故か見ちゃうんですよねぇ…。
この、時間泥棒めっ!

Everyone's Dead but Us (Tom & Scott Mysteries)
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[タグ : 翻訳作品 ]
■カテゴリ : 小説一般
いろいろ読みたくて困ります
> 03/21 04:50 拍手のlさま

そう言われてみるとこの本の翻訳って柿沼さんでしたね!
今のところ「耽美小説・ゲイ文学ブックガイド」でしかお世話になっていないので”あの人”だってことに気づきませんでした。
柿沼さんが翻訳した他のシリーズも途中で発行が止まっているようですね。面白そうなので読んでみたいのですが、続きが恋しくなりそうだし。
表紙をBL風にして発売すれば、売上倍増でシリーズ続刊という流れになったり…すればいいのになぁ。

実は最初「二遊間の恋」を読もうと思っていたのですが、いつの間にか大リーグ繋がりでこちらの本を読み出してしまいました。
開幕戦までには何としても!(笑
[ 2012/03/21 13:34 ] [ 編集 ]
キャー、ステキ!!
> 03/21 17:10 拍手のlさま

実は1、2枚目だけは見たことあったんですが、他の写真はまだだったんです!カッコ良すぎる~
この薄汚れたスーツ姿の後は、案の上ボロボロになりそうな予感が…
バルデムは見た感じでもう”悪役”ですね(笑
日本公開は12/1なのであと9か月。今年は頑張れそうな気がします。
情報ありがとうございました~花粉症もぶっ飛びましたよ!
[ 2012/03/21 19:31 ] [ 編集 ]
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