Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

重い鎖-ラヴェンダーロマンスシリーズ(6)

[ 2010/12/19 17:36 ] TB(0) | CM(0)
ラヴェンダーロマンスシリーズ第6弾。

シリーズ中で最も長丁場の作品です。だからなのか一度読んだだけでは内容が理解できない、、、といいますか、ピントをどこに絞ったらよいのか分かりづらいんだよなぁ…。何度も読み返すのが「重い」内容となりました。
今回はズバり、逃げるが勝ち!(笑)

重い鎖
ラリー・タウンゼント
4893674641

■重い鎖/著者:ラリー・タウンゼント/訳者:望月弘子/イラスト:京極薫
出版社:白夜書房(ラヴェンダーロマンスシリーズ)
装丁:新書
発行:1995.2.10

▼▼▼ …重い鎖の感想を読む[ネタバレあり
 
■感想
同居中のカップル・ポールとフランクをメインキャストに据えた昼メロチックなSMハード○イ作品。

まず。主役であるポールとフランクの関係について取り上げるべきなのか、ふたりの友人であるマイケル絡みの事件を重要視するべきなのか、ポールの性的嗜好について突っ込むべきなのかと、かなり困った事態になってます。

自己主張の一切ないフランクとの生活に苛立ちを感じつつも別れる気のないポール。レス状態のいい訳をフランクになすりつけて自分はSMバーに遊びに行って楽しんだりと、読んでいてちっとも「楽しくない」冷めた恋人同士の生活を見学するのがムズムズします(笑)。さらにポールはフランクに隠れて(といっても一穴主義とは取り決めてないようですが)他の男と寝て自分の中にあるSMへの興味を満たしています。いつもはSなのですが、最近どうやらMもやってみたい!と考えるとこが多くなりつつある様子。このSMシーンも数はこなしているのですが、どうも生温い。ムズムズ感が吹き飛ぶくらいの高揚感がここでは欲しいところですが、いかにも「普通すぎる…(いやいやそれは)」内容にかえって白け気味。そんなプレイじゃお触り程度なんだぜ!(笑)

5作目のレザーボーイ・キッスと同様に、ちょいサスペンス風味の作品でして、マイケルというこれまたゲイのかなーり困った友人が引き起こす事件にポールとフランクが巻き込まれていって…という流れになってます。このマイケルが本当にダメなヤツで、金で恋人を引き止めようとしてかえって引かれて逃げられるもストーカー気味になって壊れて病院送りということを何度も繰り返す男なんです。金遣いも相当荒くて、もしかしたら会社から横領しているのでは?という疑いから話が転がっていくのですが、本当になんでこんな困った子ちゃんの面倒をみなけりゃならないのさ…とあきれ果ててしまうほどの傍若無人ぶりなんですよ。世話係のポールも相当凹んでたけど、私もバテ気味でございます。本当に疲れる。
ラストまでこの切れの悪さがついて回り、後味の悪いことったらもう。

そんな訳で今回は内容云々は気にせず、笑った表現についてお届けいたします。今までもかなりのヘンテコ表現が出てきていたのですが、それ以上に内容の方がきわどかったりで手が回らなかったんですねー。今回は内容を取っ払ったために、かなりの余裕ができました!(笑)

数々ある表現の中でも1番笑ったのがこちら。

 『トンネルの中の貨物列車だ……それにしてもデカい……ぼくのなんか、ちっぽけに見えちまう……ぼくのなんか……』(23ページ)

「貨物列車やー!」と自分で叫んで大爆笑してしまいました。彦○○さんゴメンなさい…。しかし貨物列車だなんて新しい表現です。で、どんな感じなの?普通列車とは違うの!?

とはいえ、ここに書けるような表現といえばこの程度の軽いものしか見当たらず。面白いんですけどね-、こればかりは読んだ人としか分かち合えない楽しさなんだと思います。翻訳の妙技とでも言いましょうか。。。

と、こんな具合で私の中の『ラヴェンダーロマンスシリーズ』としては消化不良な作品でした。でもSMというキーワードに絞ると、一般的に思い描く「SM」に一番近い作品じゃないかなと感じました。「革の鞭でビシビシ叩く=SM」とするとピッタリ一致する内容となっています。
 
[タグ : 翻訳作品 ]
■カテゴリ : ラヴェンダーロマンス
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