Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

黒鷹宮の虜(篠伊達玲)-アラブもの小説(117)

[ 2010/10/07 00:12 ] TB(0) | CM(0)
灼熱のアラブ100 ~アラブ・フェア開催中~

BLアラブもの小説(砂漠もの)117冊目。

篠伊達さんの虜シリーズ3作目で完結です。『灼熱(しゃくねつ)』、『氷麗(ひょうれい)』ときまして、今回は『黒鷹(こくよう)』宮のお話です。そしてアラブものにしてはめずらしく受が日本人ではありません!レアものです。

□虜シリーズ
 1作目:灼熱宮の虜-アラブもの小説(015)
 2作目:氷麗宮の虜-アラブもの小説(043)
 3作目:黒鷹宮の虜-アラブもの小説(117)

黒鷹宮の虜
篠伊達 玲
4774723010

■黒鷹宮の虜
著者:篠伊達玲
イラスト:あしか望
出版社:コスミック出版(セシル文庫)
装丁:文庫
発行日:2009.12.01
ジャンル:現代 ターリク国
攻:ターリク国 王族
受:イズディハール国・前副大統領の息子(成人しているらしい)
収録:「黒鷹宮の虜」

-あらすじ-
その美しさのために奴隷商人に捕えられ、高級奴隷として売られる寸前に間一髪のところで助けられたサーティウは自国から迎えがくるのを待っていた。だが安心したのもつかの間、衝撃の知らせを受ける。監禁されていたあいだにクーデターが起き、両親が殺されたというのだ。嘆くサーティウをたくましく抱きしめてくれたのは、危険な瞳を持つ王族の男。亡命をし、俺のそばで生きろと言うのだが―。


▼▼▼ …「黒鷹宮の虜」の感想を読む
 
■アラブさまチェック!
 ターリク国の王族。がっしりした体格に黒い髪。

■感想
虜シリーズは3作品とも内容自体は別物となっていますが、3作目に関していえば2作目の「氷麗宮」のラストから話がスタート。主人公は前作でナーイフとカップルになった将真と同じく、奴隷として売られる寸前に助け出されたサーティウ。彼の元に両親が政治犯として粛清されたという知らせを持ってきたのは、キファーフという王族の男でした。

クーデターが起き、両親が殺され、兄の行方も分からない、そして自分も指名手配中という状況の中、それでも自国(イズディハール)に帰りたいというサーティウの気持ちは分からなくもないのですが、その命をドブに捨てる行動にがっかり幻滅。結局あっさりと当局に捕まり、屈辱的な仕打ちを受けて投獄されることになります。まぁそこには探していた兄が投獄されていたので、結果オーライってことですかね?
ちなみにサーティウが受けた『屈辱的な仕打ち』とは獄中-寵辱の褥-(日向唯稀)と同じようなことです。まぁソコをグリグリと。。。

そしてサーティウは兄の機転でひとり脱獄に成功し、偶然イズディハールに居合わせたキファーフに助けられてターリクにある彼の宮殿である「黒鷹宮」へと移動。お互い一目惚れだったらしくあっさりと結ばれます。その後はサーティウの兄の救出にも成功し、めでたしめでたしなのでした。

サーティウって、「天真爛漫なやんちゃ受」というタイプではなく「深窓の令嬢受」タイプだからなのか、周囲があまりよく見えていないおぼっちゃまなんですかねぇ。キファーフがそこまで心配してるんだから自重しろよと思ったり、黒鷹宮の使用人ワラカに「キファーフさまを追いかけちゃえよ」と言われ、無断で後を追いかけて危ない目にあったりと『なんだかなぁ…』とため息が漏れる部分が多かったです。やんちゃ受だったら、多少目を瞑ってあげようという気になる行為も、サーティウの場合は許せなかったです。そんな理由で内容にずずっと入り込めなかったのが残念だなぁ~

それと、いくらアラブものだからって都合よすぎる展開ばかりじゃダメ!
奴隷商人に捕えられたならそれなりのことを、収監されてグリグリされたならその先を、脱獄したなら一週間ぐらいさまようくらいの盛り上がりがないと、正直読んでいてダレます(笑)。

■コメント
ターリク国・ザファル王子の宮殿は「天狼宮」らしいです。あれ?宮殿3つじゃないじゃん!

■今までのアラブ・フェア本はこちら。→BLアラブもの小説全部読むよ! ~アラブ・フェア開催中~
 
[タグ : アラブ 篠伊達玲 あしか望 ]
■カテゴリ : アラブ・フェア
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