Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

少年愛人-淫らな純情-(塔栄のりこ)

[ 2008/11/18 00:02 ] TB(0) | CM(2)
塔栄さんの商業誌デビュー作品。
同人誌で発行した作品の改訂版(ですよね?)。タイトルも伴って変更になってます。
(私はタイトルが変わりすぎていて、まったく気がつかなかったんですけどね)

とても素敵なイラストがついていますが、私の中のイメージとはマリアナ海溝くらい深い溝が・・・(笑)
私の攻様イメージは、カテゴリ分類にあるように「ガチッと」なんです。
ですよね?ですよね?

私、花丸文庫は好きです。
でもこの作品は花丸BLACK向きのような・・・
で、BLACKって何なのさ?

でもこの作品ならBLACKでも許します!
このページ数なら900円オーバーは確実だと思われますが、青筋なんて立てたりしませんよ?
ホントですよ?

 □花丸BLACKってシュリンク外す時にうぅ゛ぁ~ってなるよね

帯にある「おまえは、…清冽だが淫蕩だ…」の台詞に心惹かれた方は一読をお薦めします。
BLACKより300円くらいお安いですしね!(しつこい)

でも「ラインハルト」はBLACKなんだよなぁ…
はて?

少年愛人―淫らな純情
塔栄 のりこ 小山 宗祐
4592875680

■少年愛人-淫らな純情
著者:塔栄のりこ
イラスト:小山宗祐
出版社:白泉社(花丸文庫)

-あらすじ-
早くに母を亡くし、祖父母に慎ましく育てられた高校生の志信。彼は、地元の名士で剣の師匠でもある玄に、養子の話を持ちかけられ、行きづまる日々を送っていた。そんなあるとき、都会から帰郷した玄の弟、キャリア刑事の武が現れる。武の不遜な態度に反発を覚えながらも、彼の前では呼吸が楽になっていることに気づく志信だったが、不思議な魅力を感じていた矢先に、武に犯されてしまい!?
いけないことだと知りつつも男との濃密な情事の虜になっていき……。


▼▼▼ …「少年愛人-淫らな純情」の感想を読む
 
■感想
非常に漢字がよく似合う作品、というか作家さんなのです。
淫蕩・淫靡・貪淫・淫猥…などという読めなさそうな文字が乱れ飛んではいませんが、非常に濡れ場が「濃い」んです。そして「熱い」んです!

 「あぁ~んイっちゃう~」
 「ん……」

なんて感じでページに白い余白が踊るシーンをよく見かけますが、むしろこの作品の場合は「濡れ場の方がページ黒いよね」という具合。終始濡れ場がある作品ではないのですが、一度のインパクトが強いんですかね?後々まで尾を引く生々しい描写が好きです。大好きです。大好物です(笑)

私の中では見た目もすっかりオヤジキャラ認定な攻の武。(35歳くらい)
いや、どこをどう読んでもスラっとした優男にはイメージできない…んです、が。
どうでしょうか?

私の頭がおかしくなっているのかは定かではありませんが、この男、最初からエロいフェロモン垂れ流しな男として登場。ああ、フェロモンというより、むわっという表現の方が正解かも?イヤらしく肌にまとわりつくような感じ。
武の肩書きは、一応「キャリア刑事」なんですけど、あきらかにやば気でイケナイ大人の雰囲気を持っています。『エロいってーのは、このような人のことを指します。』と、教本にして配り回りたい衝動に駆られますってば。そのくらい凄い。

その重苦しすぎる雰囲気に当てられてか、まさにタイトル通り「純情」な高校生の志信が最初から武を畏怖する感じが手に取るように伝わってきました。
特に、訳も分からず嵐のように武に犯された後の志信の戸惑い、そして戸惑いながらもどうしようもなく武に惹かれてしまう移ろいようが、読んでるこちらがジタバタしたくなる感じです。

 「キャー…!(パタン。)」

と何度本を閉じたことか。。。濃厚な接合(こう表現したくなる)シーンよりも、志信のジタバタ感の方が恥ずかしくなってしまいました。

話は連続放火魔事件や志信の養子縁組の話を絡めつつ、田舎ならではの人間関係の複雑さがそこにプラス。ダレることなくどんどん進んでいきます。
志信と武の濃厚なやり取りも当然いいのですが、志信と高校の友人たちの何気ない会話が実にステキだなと思いました。お馬鹿な真壁くんと、実は熱い大原くん。「ああ、本当に高校生なんだな」と感じさせてくれます。濃密な空気感とこの生活感のギャップがいいんですかね?おじいちゃんとおばあちゃんもなかなか面白いキャラになってます。

「甘々好きさんお断り」という暖簾を掲げた方がいいような作品なのですが、このくらいパンチが効いている作品をガンガン読みたいんです、私。
なので、苦手な方はまったくもって読みこなせない作品なのかなぁと少々残念。
その代わり、私が読めない作品も多いので残念でもないのか。

ガチッと好きな方は、逆に表紙にだまされることなく、きっとご満足頂けるかと思います。
……ああ、やっぱり濡れ場シーンは多いかも。後半、めくるめく怒濤のシーンには狂喜乱舞でしたので(笑)
兎にも角にも大好きです。

■コメント
なぜ花丸BLACKではないのかというと、

 ビターツイーツでよりDARKな新選択危険領域 (←なんか栞に書いてあった)

に一歩踏み込んでいないのかしら?と勝手に想像してみましたが、ものすごい部分には踏み込んでいる作品なので、違うのかしらと思ってみたり。
「白線の外側」くらい危険な領域なのかなぁ・・・「白線のみ」とか。

冗談はさておき。
「少年愛人―淫らな純情」よりも、元のタイトルの方が作品に合っている気がするんですよねぇ。
うーん、BL作品として世に出すには物足りないタイトルだったのかもしれませんが、志信は武の『愛人』という感じではないような。まさしくぴったりなタイトルだったと思うのですが、どうですか?
(ご存じの方がいらっしゃれば!)
もう志信は少年という歳でも体格(高校3年・178センチある)でもないしなぁ…
「青年愛人」だったら、もうちょっと早く私も気づいたよ!(笑)

 児童福祉法だと少年は「小学校就学から満一八歳まで」らしいです。へぇ~

元になった同人誌を再読してみようかと検討してみましたが、、、ふう。
残念ながら、腐海から脱出できないという悲しいご連絡が入りました。(きっと数十年後には浄化されているはず)
激しい汗を(私が)数時間かかないと無理そうだったので断念しました。
次回のJ庭までには探し出したいなぁ・・・

次回作はもちろん。まさかっ!いや絶対!
いやぁ、無理っすかね?(笑)
本当に大好物なんで、BLACKもいいのでお願いします、編集さん!

ラインハルト―調教官(アクトーレス)失墜 (白泉社花丸文庫BLACK)
鈴鹿 ふみ
4592850327
 
[タグ : ]
■カテゴリ : ガチっと小説
「少年愛人」というタイトル&新人作家の組み合わせでは、99%手に取らなかったと思います。こういう掘り出し物を待っていました。さっそくチェックします!。
イヤらしく肌にまとわりつくようなエロさなんですね。楽しみです。(笑)
[ 2008/11/26 13:58 ] [ 編集 ]
>アラスカさん

ご期待に沿えるか分かりませんが、ぜひぜひ読んでみて下さい。
タイトルについては滅多にあれこれ考えないのですが、この作品についてはもの申す!といったところです。
「タイトルとイラストと内容のギャップを考慮した方が…」って余計なお世話なんですが(笑)

私が掘り出せる範囲は非常に狭い&滅多に出ないので、あまりお役に立てませんね…
[ 2008/11/26 21:54 ] [ 編集 ]
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