Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

媚の椅子-池玲文

[ 2008/10/07 00:11 ] TB(0) | CM(0)
主に「b-BOY Phoenix」に掲載された作品を収録した一冊。
一応説明しておきますと、Phoenixはアンソロ本なので毎号「○○特集」というようなお題がついてます。
今回「媚の椅子」に収録された特集はというと…

  お題 : あらすじ

 おどうぐ : 道具でカンジて、私でイきなさい。
 黒医者・白医者 : その腹黒さがたまらない。その純真をめちゃくちゃにしたい。
 ヘタリーマン : ヘタレなサラリーマンにマジ惚れしちゃいました。


特に「おどうぐ」のお題に沿って描かれたタイトルにもなっている「眉の椅子」は、お題に負けないくらいの直球勝負でした!
そのまんまの「おどうぐ」じゃないですか(笑)
 
媚の椅子
池 玲文
4862634451

■媚の椅子
著者:池玲文
出版:リブレ出版(スーパービーボーイコミックス)

-あらすじ-
長く抗争を続けてきた梅崎組と相賀組の手打ち直前。相賀組の男が刺された。梅崎組若頭・加賦は、犯人を匿っているであろう韮沢を拘束し、苦痛と快楽をその体に施すが一向に口を割る気配がない。「惚れてた男に犯されて嬉しいかそれとも俺に振られた腹いせか? 韮沢」決して痛みに媚びない韮沢の真意とは?描き下ろしあり!


▼▼▼ …「媚の椅子」の感想を読む
 
■感想
●眉の椅子
●暗夜の礫 前・後・EXTRA
 【ヤクザ×ヤクザ】

眉の椅子 表題作。

拾った男に盲目的に愛されるヤクザの加賦と、拾った男に懸命に尽くす韮沢。
余りにも自分に一直線な韮沢を一度は切った加賦が、組織を裏切った韮沢を吐かせるために拷問する所から話がスタートします。
「拷問ならおどうぐだよね!」ということで、特集のお題はあっさりクリア。

何をやっても吐きそうにない韮沢を拘束する椅子。SMでしか使わないだろうという凄い椅子です。(見たことないけど)というか、これはもう装置ですか?
これだけで立派な「おどうぐ」だろ…と思いましたが、「おどうぐ」はこの椅子ではなく、加賦が使った本物の「おどうぐ」の方でした(笑)

加賦の過去の回想シーンでは喋っている韮沢ですが、拷問中は黙り込んだまま一切口を開きません。(喘ぎ声一つ上げない)
不気味な韮沢に淡々と一人(と部下一名)問いかける加賦が徐々に焦り出す部分で、読んでいるこちらもハラハラしてしまいました。
最後の最後で韮沢が口を開くのですが、加賦共々「お前には負けたよ」と読み手も白旗ものです。

暗夜の礫 前・後

眉の椅子の続編。
前回の事件後、加賦の元に居ることになった韮沢。後日談のラブラブなおのろけ話だと思っていたのですが、組同士の抗争が絡んでおり、かなりシリアス。
前後編に分かれているので、加賦・韮沢の心情が丁寧に描かれていました。
相変わらず韮沢は怖いくらいに加賦にゾッコン。そりゃ、ちょっとどころじゃなく引くよ…
前編の出だしのシーンは、最近の中では一押しなベスト・エロシーンにノミネート。
「素晴らしい」のひと言につきます。言葉責めもポイントのひとつかと。

EXTRA

暗夜の礫の後日談。
ラブラブな二人に一歩前進。なのかしら?

●トカゲと蝶番 EXTRA
 【医者×患者】

黒医者・白医者特集の作品。
もちろん黒医者その腹黒さがたまらないという部分までは、書き下ろしのEXTRAまで読まないと分からないかも?

 EDの主人公が病院に行ったら主治医がその原因を作った張本人だった

というお話。医者なので「おどうぐ特集」でもいけそうな気がしました(笑)
今回は使ってませんけど。

●成立しない朝
 【リーマン×リーマン】

「告白できない=ヘタレ」だとすると、殆どのBLが成立しないのではっ!
と本気で悩んでしまった作品。
受・攻両方がウジウジ悩んでいたということで、二人を足してやっとヘタレといった所でしょうか。
受が告白できなかったことを後悔して泣き出すシーンにじわっときました。
涙もろいのは何とかならないものか…

●あとがき・おまけまんが
おまけは「眉の椅子」から。
1ページのみですが、韮沢の変態具合が可愛らしいまんがでした。

あとがきは…パンチパーマ×パンチパーマの4コマ!?
思わず、私も一緒に『兄貴~!』と叫んでしまいまいた(笑)
さすが、パンチが効いてますね。

■コメント
『メロメロ VOL.7』に掲載されている「雨のトリセツ」のサワヤカさといったら!
hide and seekが幻だったのでは…という気がしてくるのが不思議です。

あとがきの「兄貴の昇り龍 超暴れ馬っス!!」に冷静に突っ込む兄貴が忘れられません(笑)
次のコミックスはもしかして…(そんな訳ありません)

新しい作品が出る度に驚かされる作家さんなので、これからも楽しみです。
たま~にでもいいので、肉々しいのもお願いいたします。

メロメロ VOL.7
477679490X
 
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■カテゴリ : 池玲文
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