Yes!腐漢ライブラリー

濃いめのBL漫画やBL小説などの感想を色々と。ガチッとムチっとが大好物な大人向けです。(+BLアラブもの小説読破中)

戦国武将と男色-「なんしょく」です。なんしょく

[ 2013/12/11 22:13 ] TB(0) | CM(0)

男色は「なんしょく」と読む。「だんしょく」とも発音されるが、できれば「なんしょく」と読まれたい。(3ページ)



冒頭の一文だけでも読む価値があると思われます。「だんしょく」よりも「なんしょく」なんですね。
以前読んだ武士道とエロスを始めとして男性の性愛を取り上げた書物は幾つもありますが、”実際はどうだったよの?”という部分を深く突っ込んだのがこの「戦国武将と男色」です。

いやあ面白いです!帯にも書かれていますが「信長と森蘭丸、実のところの関係は?」俗説ではこう言われているけど、実際はこうだったんじゃないの?という反証部分が新鮮でした。
なかなか先に進まないページにイライラしますが、手持ちの本をあちこち開いて読み比べしながらなので仕方ないのです。(実は知ってる武将の部分から読み進めているので全部読み終えていないという…)

本文にも書かれていますが、男色、特に衆道なんて言われると武士道と掛け合わせて何やら崇高な精神がそこにあるのではと勝手に想像していたのですが、全然そんなことなくて実はね……と書かれているのが目からウロコ。「そりゃそうだわ」と納得する自分と、少しもの悲しい気持ちになる自分が居て不思議な感覚になる本でした。
戦国武将の主従関係に特別なものを求めている方は、読むとショックなんじゃないのかなぁ…(笑

今年何かと話題の「黒田官兵衛」も取り上げられていました。テレビで見る彼のような人物だったら妄想するのも仕方なし!

戦国武将と男色―知られざる「武家衆道」の盛衰史
乃至 政彦
4800303036

発行日:2013/12/21
洋泉社(歴史新書y)

-あらすじ-
戦国武将の多くは、嗜みとして美少年(小姓)を寵愛した。主君と肉体関係を結んだ彼らは、忠義の者として重宝され、城主や家宰に出世し、主君の死に殉ずる者もいた。戦国期の主君と小姓の男色は、そのほとんどが江戸期に成立した二次史料を基にしている。また、男色は単なる同性愛ではなく、公家や寺院社会の影響を受けた年長者による少年児童への性愛だった。俗説にまみれた「武家男色」の実相に迫る初めての書。


 
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官能小説「絶頂」表現用語用例辞典-下半身がビッグバン!!

[ 2013/06/27 00:00 ] TB(0) | CM(0)
日本に生まれてよかった!シリーズ第1弾、官能小説用語表現辞典に続きまして、こちらは「絶頂」シーンの表現で使われる用語をまとめた辞典です。

ちなみに残念なことに、今回まとめられている絶頂表現は女性に焦点を絞っているとのこと。男性の場合はパターンが限定されやすいとの理由から省かれてしまったようです。いやーそう書かれてしまうと是が非にでも読みたくなるのが性ですよねぇ(笑

官能小説「絶頂」表現用語用例辞典
永田 守弘
4309481752

-内容-
官能小説には放縦な言語感覚の世界があり、特殊な感覚によって淫猥な情景が描写されている。官能小説の山場はセックス描写にある。そして、セックス描写が最高潮に達するのが、「絶頂」シーン、とりわけ、女が快感のきわみで見せる、あられもない姿態である。男と女の肉感と情欲の昇まりは、女の「絶頂」表現に集束される。暦年の作家たちによって蓄積された、この分野ならではの表現の数々から官能表現の妙味を楽しんでもらいたい



今回もあまりにもアレな内容なので、興味のある大きいお友達のみどうぞ!(笑

▼▼▼ …アレな続き
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股間若衆-その秘密、全部暴きます!!

[ 2012/05/16 00:01 ] TB(0) | CM(2)
「妄想」を「撮影」する、という男子禁断の夢を実現! 妄撮 モーサツ』の男子バージョンである『妄撮男子』がいつの間にか発売されていましたが、なんだかちっとも「フォーっっ!!」とならないのは、おそらく”股間”の秘密が明かされていないからだと思うのです。

「男の沽券(こけん)にかかわる本」!


なんてことが帯に書かれている本書ですが、どう見ても”股間”って言わせたい(読ませたい)んですよね、分かります(笑

股間若衆-男の裸は芸術か-
木下 直之
股間若衆 [Amazon]

発行日:2012/3/30
新潮社

―あらすじ―
“曖昧模っ糊り”の謎を追求する本邦初、前代未聞の研究書。露出か隠蔽か修整か? 幕末から現代に至る“古今”日本人美術家たちの男性の裸体と股間の表現を巡っての葛藤と飽くなき挑戦! 付録に「股間若衆」巡礼モデルコースも。駅前に、役所に、公園に、体育館に……気がつけば雨の日も風の日も裸のまま、“彼”は、あなたのそばに佇んでいる!


この本、タイトルや帯からしておふざけ本かと思いきや、意外にもしっかりとした研究書だったりします。日本津々浦々に飾られている男性の裸体像、特にその”股間”部分の表現方法について事細かに調査しているんです。
豪快に晒している作品もあれば、チマっとした”葉っぱ”でガードしてあったりと様々。そして男性の裸体像によく見られる股間を”こんもりと”盛った表現方法、『曖昧模っ糊り:あいまいもっこり』(曖昧模糊から命名)がどのようにして生まれたのかなど、柔らかそうな中にも堅さを感じる内容になっています。→この表現については特に深い意味はありません。ありませんよ!

そして章のタイトルがまた何とも言えない絶妙なもじり加減で笑わせてもらいました。
 第1章 : 股間若衆
 第2章 : 新股間若衆
 第3章 : 股間漏洩集
 付録 : 股間巡礼

『古今和歌集』から謝罪と賠償を要求されそうなおバカタイトルですが、中身は至って真面目。(全般的にニヤニヤしちゃって面白いですけどね)ちなみに第3章は『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』からもじっているそうです。
第2章以降は芸術写真における股間表現や女性の裸体表現についても研究されています。
私が特に面白かったのが、雑誌『薔薇族』創刊の話の中で、警視庁が血眼になって男性の裸の写真に写っている縮れ毛を探し出したという件。お偉い方々が虫眼鏡で毛を探している様を想像するだけで頭が下がりますよね(笑

今まで美術史にはまったく興味がなかったのですが、幕末~現代に至る過程にこんなドラマティックな出来事があったんだなーと興味が沸いてきました。日本だけでなく、世界中の股間を巡る旅も面白いかもしれませんねぇ。世界の股間には曖昧模っ糊りってないのかしら…。
写真もふんだんに使われているので、さまざまな股間比べも出来て非常にお得な一冊だと思います。皆さまのお部屋に一冊いかがですか!?

▼▼▼ …
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